歯固めの石のやり方は?石がない時の代用品もご紹介
「梅干しのように皺だらけになるまで、長生きできますように」という願いが込められています。
やり方
歯固めの石に箸を当ててから、そのお箸で赤ちゃんの歯茎に優しくちょんちょんと軽く触れさせます。
お箸をあてる時に「石のように丈夫な歯が生えますように」と願いを込めましょう。
直接歯茎にあてたり、噛ませるやり方もあるようですが、近年は衛生面や誤飲の恐れもあるので避けるのが好ましいでしょう。
石がない時は?
当日歯固めの石が用意できなかった!
歯固めの儀式は絶対に石でやらなくてはいけないという決まりはありません。
また地域によっては石ではなく食品で行う場合もあるのです。
タコ
タコは「多幸」という語呂合わせから、縁起が良い食べ物と言われています。
また「硬いタコでも噛み切れる、丈夫な歯が生えますように」「タコの吸盤のように歯並びがきれいになりますように」などの願いが込められています。
鬼胡桃(おにくるみ)・栗
硬い殻に覆われていることから「硬いものでも噛める、丈夫な歯が生えてきますように」という願いが込められています。
梅干し
「梅干しのように皺だらけになるまで、長生きできますように」という願いが込められています。
アワビ
「堅いあわびも噛み切れるほど、丈夫な歯がはえてきますように」という願いが込められています。
紅白餅
紅白の色が縁起が良いこと、持ちがいい、長持ちするなどの言葉とかけて「長生きできますように」という願いが込められています。
歯固めの儀式は、「赤ちゃんの歯が丈夫になるように」と願う気持ちが一番大切です。
しきたりも大切ですが「赤ちゃんのために、どうしてもやらなければいけない」と、神経質になり過ぎる必要はありません。
赤ちゃんが幸せに、そして健やかに過ごせるように、家族皆さんで赤ちゃんの成長を喜び願う儀式を行ってくださいね。